校長あいさつ

子どもたちがエージェンシーを獲得し、WellーBeingな生活を送る学校を目指して

 

~伝統ある与野八幡小学校に新たな歴史を~

 本校は、さいたま市中央区(旧与野市)の北方に位置しています。旧与野市は古くから鎌倉街道が南北に通り、市場の町として栄えてきました。江戸時代には新田開発が行われ、見沼代用水西縁から取水して新しい用水路を作りました。学校の脇を流れる霧敷川は、当時の用水の排水路として活躍したそうです。また、与野七福神の一つ、福禄寿(氷川神社)が学区内にあり、歴史深い地となっています。現在は、国道17号線や圏央道、JR東日本などの交通路線が整備され、さいたまスーパーアリーナ、彩の国さいたま芸術劇場といった文化施設が充実し、市内外から多くの人々が行き交う街並みになっています。

    令和8年度は新1年生67名が入学し、全校児童509名、通常学級17、特別支援学級3の20学級でスタートしました。学校教育目標「自ら学ぶ子 思いやりのある子 たくましい子 人とつながる子」を追究し、「児童が主体的で自律的な学びを実現するWellーBeingな学校」をめざす学校像として、保護者、地域の皆様の御理解、御支援、御協力をいただきながら、教職員一丸となって豊かな教育活動を展開してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

1 学校教育目標                                       「自ら学ぶ子 思いやりのある子 たくましい子 人とつながる子」

 さいたま市学校教育の大柱の一つは、「コミュニケーション力の育成」である。教育課程に位置付けられた「グローバル・スタディ科」や「人間関係プログラム」はその中枢である。言葉、表情、身振り・手振りなど、コミュニケーションづくりのための手法を使いこなし、人とつながることが、心や生活を一層豊かにし、Well-Beingの実現に結びつくものと考える。

2 目指す学校像「児童が主体的で自律的な学びを実現するWellーBeingな学校」 

 「令和の日本型学校教育」には、児童生徒一人ひとりが、自分のよさや可能性を認識する、他者を価値ある存在として尊重する、多様な人々と協働し社会変化を乗り越える、豊かな人生を切り拓き持続可能な社会の創り手となる、そのような資質・能力の重要性が示されている。変化が激しく先行き不透明で予測困難な時代においても、Well-Beingに生きるためにエージェシー獲得の必要性が叫ばれている。これらのことから、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な推進を図るとともに、あらゆる教育活動の中で自律的にものごとに向かい、成功体験、失敗体験をしっかり味わわせ、子どもたちのエージェンシー獲得をめざし、Well-Beingな学校づくりに取り組んでいきたい。

3 学校経営の重点目標                                    「カリキュラム・マネジメントの充実及び教育の質的向上の推進」

 カリキュラムを巧みにマネジメントすることで、より効率的に教育を進め、学習の個性化や指導の個別化を図り、個別最適な学びと協働的な学びの一体的推進を実現していく。効率的な学習を充実させ、子どもとの対話や触れ合いを増やす指導・授業を生み出し、そこに教育の質的向上を価値付けていく。

4 目指す児童像

(1) 自ら学ぶ子(思考力・判断力・表現力)

  ・目標の実現を目指し、意欲をもって学習に取り組む子

  ・進んで自分の考えを表現できる子

(2) 思いやりのある子(自他の尊重・感謝の心)

  ・友達のことを考え、仲よく生活できる子

  ・ルールや約束を守り合える子

(3) たくましい子(体力向上、健康・安全、ねばり強さ、チャレンジ精神)

  ・元気で健康な生活を送り、進んで体力づくりにはげむ子

  ・困難にくじけず、最後まであきらめずにやりぬく子

(4) 人とつながる子(コミュニケーション力・協働力)

  ・人と気持ちのよい「あいさつ」ができる子

  ・進んで友達とかかわり、楽しく過ごす子

  ・協力・協働を心がけ、助け合うことができる子

5 目指す教師像~授業で勝負する教師~

(1)信頼される教師(児童との信頼関係、教師間の連携協力、保護者との連携協力、服務の厳正)

(2)児童一人ひとりのよさを認め、学習意欲を引き出す教師(多面的な児童理解、教材研究の充実)

(3)指導力向上に努める教師(職務研修、職専免研修、自主研修)

(4)好ましい教育環境をつくる教師(教室環境、掲示環境、衛生環境、言語環境)

(5)情熱をもって教育に当たる教師(深い愛情、使命感、、へこたれない心と体)

  学校運営の重点

1 教育課程の編成

 (1) 積極的な教科担任授業の実施

①4学年以上で教科担任指導を実施

②3学年以下で担任間の交換授業を実施

 (2) カリキュラム・マネジメントの充実

①教科等横断的な学習指導を念頭に入れた授業実践

②適切な余剰時数を意識した各月の実施時数検証

③カリマネマップの随時更新

 (3) 児童と向き合う時間の確保・実践

①学級担任として、一日に必ず全学級児童と言葉を交わす

②業間の休み時間の効果的活用

・外遊び ・教室での語らい ・給食の会食 ・清掃の協働

2 自律的な学び(自ら考え、行動する学び)の推進

 (1) 個別最適な学びの指導

①さいたま市アクティブ・ラーニング型授業

特に個々の思考や取組を重視する、課題の構築、自力解決、メタ認知のプロセス場面の充実

②学びのポイント「じ・し・ゃ・ク」

特に、課題、計画、方法、ゴールをじぶんできめること「じ」の重視

③ルーブリック評価の継続実践

昨年度の学校課題研究の一歩前へ、取組を進める。

(2) 主体的に取組む行事活動(主に学年行事、児童会行事)への支援

①発達段階に応じて児童の実行委員会を組織し、子どもたちが行事の企画・運営を図る。

②代表の言葉や台詞は、まず子どもたち自身が考える。

③子どもたちの発案や発想を大切にする。できる限り実現させる(成功体験、失敗体験)。

(3) 次に向かう心を醸成する指導の実践

①適切な助言、励ましによる、児童の意欲向上

②モデル学習、モデル活動の提示

3 教育相談体制の充実

組織的・計画的な会議や打合せによる正確な情報共有、的確な児童理解、迅速な対応を実施し、児童一人ひとりの発達に係る特性や心のサポートを要する事案に適切に応じていく。

4 コミュニティ・スクールの充実

場に応じたよりよい「あいさつ」を児童一人ひとりが身に付け、児童自身、保護者、地域の方々、教職員のすべてが協働し、八幡小児童の挨拶力を誇りに思えるよう取り組んでいく。

5 教育環境整備の充実

教室環境、掲示環境、衛生環境、言語環境について、全教職員の総力を挙げ、年間を通じて整備に努める。毎月1回、自己点検を行って振返り、環境の維持・整備を実現する。

6 教職員の指導力向上

学校課題研修、自己研鑽のための研修を充実させ、指導力、授業力、教師力の向上を図る。人事評価シート、研修プラットフォームをリンクさせ、キャリア段階に応じた学びが実践できるよう、計画的に研修履歴を自己管理するとともに、日々の実践授業、校内研修に係る授業に生かしていく。

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